この記事では、全武器の発射からダメージ発生までの時間を比較することで、弾の速さを順位付けしています。ショットガン以外は的との距離は374mで実施しました。(2019/11/16 ショットガン情報を追記)ショットガンに関しては180mまでの距離で測定しています。
シーズン4のデータは以下の記事で紹介しています。
目次
1. 弾速ランキング
結果は次のグラフのようになっています。縦軸はダメージ発生までの時間(秒)で、短いほうが速いことになります。チャージライフルは発射直後にヒットするはずですが、ダメージ判定を行う際にサーバーとのやり取りがなどがあり、0にはならないようです。この遅延はPingに比例し、詳細は付録に記載しておきます。
速い順に表にまとめると下記のようになります。Pingなどの影響により多少値が前後しているので、近い値は同じ値として順位付けしています。
ショットガンは上記のどれよりも遅く、ショットガンの中では速い順に、EVA8=ピースキーパー>マスティフ>モザンビークとなっています。
2. アモの種類ごとの傾向
アモの種類ごとに色を分けてみました。速い順に、エネルギー>ライト>ヘビーとなっています。
3. 武器の種類ごとの傾向
武器種ごとに色を分けてみました。速い順に大体スナイパーライフル(SR)>アサルトライフル(AR)≧ライトマシンガン(LMG)>サブマシンガン(SMG)>ハンドガン(HG)となっています。ただし、エネルギーアモ武器だけは例外でLMG>SR>ARの順になっています。
3.1 スナイパーライフルの弾速ランキング
スナイパーライフルだけ見た時の順位は次のようになっています。威力の高いクレーバーが一番遅い結果になっています。
3.2 アサルトライフル・ライトマシンガンの弾速ランキング
AR・LMGだけ見た時の順位は次のようになっています。L-スターはLMGですが、弾速はSMGに近い(遅い)です。スコープも1倍固定で単発撃ちもできないため、遠距離には向きません。
3.3 サブマシンガン・ハンドガンの弾速ランキング
SMG・HGだけのランキングは次のようになっています。グラフを見てわかるように、SMGとHGの弾速は他の武器種に比べ遅く、遠距離で使用するのが難しいことがわかります。例外としてウィングマンは、一発の威力が高くレートが低いため狙った場所に高いDPSで攻撃できるため、慣れればある程度遠距離でも使用することが可能です。
4. まとめ
チャージライフルを除けばディヴォーションが最速といった意外な結果になりました。武器種ではSR>AR≧LMG>SMG>HG、アモ種ではエネルギー>ライト>ヘビーとなり、これは予想通りだったのではないかと思います。
ランキングをみて実際の遠距離での使いやすさと違うように感じられたと思います。これは威力や制御のしやすさといった点が弾速以上に重要なためです。
ショットガンについて
ショットガンの弾速については下記記事で詳細を記載しています。
【Apex legends】(シーズン3)各ショットガンの弾速ランキング-マスティフが意外と遅い【エーペックスレジェンズ】 - gtnprn’s blog
(付録)測定条件等
全てトレーニングモードで、同じ場所から同じ的を撃っています。発射エフェクトが出て(弾が消費されて)からダメージが表示されるまでの時間を測定しています。60fpsで録画したデータをフレーム単位で確認し計測しています。4~8回の平均値を測定値としています。
このデータはPingが影響します。Pingの大きい海外サーバーで測定するとダメージ表示までの時間が長くなります。本測定は東京サーバーで行い、Pingは28ms程度でした。ゼロ距離で撃った場合のダメージ表示までの時間は50ms程度でした。なお、pingが100ms程度の海外サーバーで試したところ、ゼロ距離の場合でも150ms程度になりました。
このゲームはクライアント側であたり判定を行い、その結果がサーバーで承認されればダメージが通るようです。したがって、実際のあたり判定が行われているのは測定結果より50ms(0距離でのダメージ表示までの時間)前になると考えられます。
なお、ショットガンは的に当たらなかったため、370mの距離では測定できていません。
(2020/01/05 追記)180mで確認したところG7の方がR-301より初速が速いようです。発射後の速度減少がG7の方が大きく、結果的に370m付近では同じ程度の着弾時間になった様です。
誤りなどありましたら、コメントで教えていただけると助かります。