この記事では、フラットラインとスピットファイアのリコイルパターンが流用されていることに関して説明します。
1. フラットラインとスピットファイアのリコイルパターン
それぞれのリコイルパターンを以下の図に示します。左がフラットライン、右がスピットファイアの平均リコイルパターンです。30発目までを比較すると、高さや幅が異なること以外はほぼ同じであるように見えます。
2. フラットラインとスピットファイアを重ねて比較
実際に高さと横幅に補正をかけて重ねてみると以下の図のようになります。フラットラインが30発目までしかないので途中までですが、リコイルの強弱も含めほぼ一致していることがわかります。また、図には現れませんが、フラットラインの30発目のリコイルは真上に上がっており、もしフラットラインに31発目があれば、31発目もスピットファイアと同じリコイルパターンになると推測できます。
3. スピットファイアの31発目以降のリコイルパターンも流用
スピットファイアの31発目以降のパターンを見てみると、前半のパターンに似ていることがわかります。高さと横幅が若干違うようなので補正をかけたうえで重ねると以下の図のようになります。最後の方でずれていますが、測定精度の問題によるものと思われます。それを除けば形は一致しており、31発目以降を流用している可能性が極めて高いといえます。
※31発目は切り替わりのタイミングのためか、ランダム性が大きく誤差が大きいため、32発目以降で比較しています。ランダム性の詳細に関しては後日スピットファイアのリコイルパターンの記事の中で紹介予定です。
まとめ・動画
フラットラインとスピットファイアのリコイルパターンが同じであることがわかりました。また、スピットファイアの31発目以降に関しても、30発分の一部をループさせて使用していることから、フラットラインの30発分のリコイルパターンからスピットファイアのリコイルパターンを作成したと推測できます。
リコイルパターンを覚える際は、フラットラインを覚えることでスピットファイアにも対応できることになりますが、実際には発射レートがスピットファイアの方が遅いことと、スピットファイアは途中でループする点に対応する必要があります。
2つのリコイルを並べて動画にしました。単純な比較なので、ランダム性は出てしまいますが、ほぼ同じリコイルになっているのがわかります。
フラットラインとスピットファイアのリコイル比較動画です。フラットラインを低倍速再生にし、レートをスピットファイアに合わせています。強さ以外はほぼ同じであることがわかると思います。記事内ではより詳細に比較しています。#Apex #ApexLegends pic.twitter.com/xLhuItHpCR
— gtnprn (@gtnprn) March 15, 2020