この記事では、前回の記事で解析したオルタネータのリコイルデータを使用して、オルタネータのリコイルコントロール(反動制御)方法を紹介します。前回の記事は以下にあります。
目次
1. オルタネータのリコイルパターン
オルタネータのランダム成分を除いたリコイルパターンは以下のようになっています。1発ごとに左右にぶれていますが、平均で17pixel(FOV・スコープに依存)毎回動いています。
ランダム成分は1発あたり横方向の幅が10~7pixel、縦方向の幅が20~13pixel程度で、マガジンの後半の方がランダム成分は少ないです。イメージとしては、ランダム成分によって規則的な成分の1/4程度ぶれるような感覚です。
2. リコイルコントロール(反動制御)方法
オルタネータのリコイルは左右に大きく発生しますが、これを制御するのは難しいため、左右を無視して以下の図のように制御するのがよいでしょう。下、左下、右下の順で、だんだんと縦反動が弱くなるイメージです。
ただし、この制御方法だと平均で17pixel毎回動いてしまい、例えば90m離れた位置にいるキャラクタの幅は13pixel程度のため、当たっても半分程度、最悪毎弾左右に外れて当たらないということもあり得ます。そのため、遠距離ではほかの武器を使用することをお勧めします。もし、オルタネータを50m以上の距離で使用する場合は、バレルを使用して横反動を軽減することをお勧めします。
また、おすすめはしませんが、理論上図の点の通り左右にリコイルコントロールすれば、全弾命中させることが可能です。この場合、オルタネータの連射と同じ速度でマウスを左右に振るか、パッドのスティックを左右に動かすことになり、その上毎回発生する10pixel程度のランダムリコイルも制御する必要があります。
3. まとめと動画
オルタネータは左右の反動が強いため、それを無視して制御するのがおすすめです。
左右の反動を軽減するためにはバレルが効果的です。
左右の反動を手動で軽減するのは理論上可能ですが、難しすぎるためおすすめしません。
オルタネータの正確なリコイルパターンとリコイルコントロール Apex Legends [PC/PS4]
